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WindowsクライアントでSSHを使う
Linux同士でSSHを使った通信ができるようになりましたが、一般的にはWindowsクライアントから直接SSHを使ってLinuxサーバにログインすることが多いでしょう。
Windows95/98/Me/NT/2000などは、SSHをサポートしていません。そのため、別途ソフトウェアを入手して、SSHを利用するようになります。
具体的には、通信ソフト「TeraTerm」をベースに、TeraTermをSSH対応にする「TTSSH」、そして鍵を作るために「PortForwarder」の3つのソフトウェアを使わせていただきます。
TeraTerm
http://hp.vector.co.jp/authors/VA002416/
TTSSH
http://www.zip.com.au/~roca/ttssh.html
PortForwarder
http://portforwarder.nttsoft.net/JP/
TeraTermのインストール
TeraTermはいわゆるターミナルソフト(ターミナルエミュレーター)で、簡単に言ってしまうとWindows標準のtelnetやハイパーターミナルのかわりとして使えるWindows用のソフトウェアです。このTeraTerm自体はSSHに対応していませんが、TeraTerm用のTTSSHと組み合わせて使うとSSHでやりとりできるようになります。
まずTeraTermをインストールします。「最新版 1998/3/10 Tera Term Pro ver. 2.3 for Windows 95/NT」の「ダウンロード (ttermp23.zip; 943,376 bytes) 」をクリックしてダウンロードします。
TeraTerm
http://hp.vector.co.jp/authors/VA002416/
ダウンロードした「ttermp23.zip」はZIP形式で圧縮されていますので、解凍ツールを使って、どこか適当なフォルダに解凍します。たくさん解凍されますが、インストールはその中の「setup.exe」をダブルクリックして開始します。
インストールが始まるとまず最初に「Language」を指定するダイアログボックスが表示されます。「Japanese」になっていますのでそのまま「Continue」ボタンをクリックします。

「古いバージョンがインストールされているときは、それを実行しないでほしい」という警告が表示されます。確認してから「Continue」ボタンをクリックします。

キーボードの種類を指定するダイアログボックスが表示されます。NEC製のPC-98シリーズでなく、通常のPC(いわゆるDOS/Vパソコン)なら、そのまま「Continue」ボタンをクリックします。

インストールするフォルダを指定するダイアログボックスが表示されます。「C:\PROGRAM FILES\TTERMPRO」でよければそのまま「Continue」ボタンをクリックします。どのフォルダにインストールしたかはおぼえておいてください。

インストールが始まり、問題なく終了するとスタートメニューに「Tera Term Pro」が加わり、3つのアイコンが登録されます。また、インストール完了のメッセージが表示されます。「OK」ボタンをクリックするとインストールは終了です。

これでTeraTermのインストールがすみましたが、まだSSHには対応していません。telnetクライアントとしては使えますので、操作になれておいたほうがいいかもしれません。

新しく接続先(ホスト)を登録するには、「Setup」の「TCP/IP」から行ないます。
TTSSHのインストール
続いてTTSSHをインストールします。
TTSSH
http://www.zip.com.au/~roca/ttssh.html
「download and use」をクリックして表示されるダウンロードのページ「Downloading TTSSH 1.5.4」の「Download this package from the following location: USA」をクリックしてダウンロードします。
ダウンロードした「ttssh154.zip」はZIP形式で圧縮されています。解凍ツールを使って解凍し、「ttssh.exe」「ttxssh.dll」「libeay32.dll」の3つのファイルをTeraTermをインストールしたフォルダ(C:\PROGRAM FILES\TTERMPROなど)にコピーします。
これでインストールは終了です。
TeraTermを起動するとtelnet以外に「SSH」と「Other」が追加されています。

PortForarderを使って鍵を作る
TeraTermとTTSSHをインストールしてSSHを使った通信ができるようになりましたが、LinuxのOpenSSHのときのような鍵がないため、Linuxのsshサーバに登録されていません。そこで鍵を作ります。鍵を作るには、PortFowarderを使います。PortFowarderは、NTTソフトウェア株式会社インターネット技術センターの登 不二雄さんが作ったソフトウェアで、フリーで公開されています。
PortForwarder
http://portforwarder.nttsoft.net/JP/
の「ダウンロード」をクリックし、表示される「ダウンロード」ページの「PortForwarderの実行ファイルのダウンロード Windows(95/98/NT/2000)用 PortForwarder-1-1-1_WIN.zip」をクリックしてダウンロードします。
ダウンロードした「PortForwarder-1-1-1_WIN.zip」はZIP形式で圧縮されています。解凍ツールを使って解凍します。解凍したファイルの中の「PF-keygen.exe」が鍵ファイルを作るツールです。ダブルクリックして起動します。

「Generate new key」が選ばれていることを確認してから、「...」ボタンをクリックします。フォルダを指定するダイアログボックスが表示されますから、TeraTermをインストールしたフォルダ(C:\PROGRAM FILES\TTERMPROなど)を指定し、「ファイル名」に「identity」と入力してから「開く」ボタンをクリックします。もとのダイアログボックスに戻ったら「OK」ボタンをクリックします。
警告ダイアログボックスが表示されます。「環境によっては時間がかかる」というものです。「OK」ボタンをクリックします。

パスフレーズを入力するダイアログボックスが表示されます。パスフレーズを入力してから「OK」ボタンをクリックします。

もう一度パスフレーズを入力するダイアログボックスが表示されます。パスフレーズを入力してから「OK」ボタンをクリックします。

コメントを入力するダイアログボックスが表示されます。コンピュータ名を入力するのがいいでしょう。入力してから「OK」ボタンをクリックします。

identityファイルが作られたむねのメッセージが表示されます。「OK」ボタンをクリックします。

identity.pubファイルが作られたむねのメッセージが表示されます。「OK」ボタンをクリックします。

「EXIT」ボタンをクリックしてPortForwader」を終了します。TeraTermのフォルダの「identity」と「identity.pub」が作られています。2つのファイルはLinuxでのOpenSSHと同じ意味合いを持つものです。identityが秘密鍵、identity.pubが公開鍵です。できあがった「identity.pub」の内容をサーバ側の「authorized_keys」に書き加えます。
実際に接続する
TeraTermを起動し、ホストを登録し、そのホストに「SSH」で接続すると次の画面が表示されます。

「User Name」にユーザ名を、「Passphrase」にパスフレーズを、「Use RSA key to login」では「Private key file」ボタンをクリックして、ファイルを指定するダイアログボックスで先に作った「identity」を指定し、「OK」ボタンをクリックします。
Last login: Thu Dec 20 18:30:03 2001 from xxxx.xxxx.xxxxxx.co.jp
[oohashi@xxxxxxxxxx oohashi]$
と出れば、接続に成功しています。
「User Name」と「Private key file」は、「Setup」の「SSH Authentication」で設定すれば、いちいち指定しなくてもよくなります。
また、次のような警告メッセージが表示されるときは、TeraTermのフォルダに、「ssh_known_hosts」という名前の空のテキストファイルを作っておくと(自動的に作られます)、接続先のサーバの公開鍵を記録するようになります。

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