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ISDN用語集

記号・数字A〜DE〜KL〜PR〜Xア行カ行サ行タ行ナ行ハ行マ行ラ行


(R〜X)

RJ-11
RJ-45
RS-232Cインターフェース
S/T端子
S-1000/2000
SMTP
S点ユニット
Sレジスタ
TA
TAP
TCP/IP
URL
USBポート
V.110
V.120
V.25bis
V.42
WINS
WWW
X.25
XON/XOFF制御

■RJ-45

モジュラープラグの規格の名前。8線用で、10Base-T用のネットワークケーブルあるいはDSUTAを結ぶSバスケーブルの接続コネクタに使用される。

■RS-232Cインターフェース

アメリカ電子工学会(EIA)によって策定された、コンピュータと周辺機器とのシリアルインターフェースの規格。USBポートがない場合、モデムやTAを接続するのはこのインターフェースである。デジタイザ、プロッタ、プリンタ、イメージスキャナ、マウスなどもこのインターフェースを利用することがある。1994年から「TIA/EIA-232-E」というのが正式名称になったが、現在でも一般にはRS-232Cと呼ばれている。

■S/T端子

DSUを内蔵していないTAにおいて、DSUとTAとを結ぶSバスケーブルを接続するコネクタ。DSU内蔵型のTAには設けられていない。

■S-1000/2000

INSネット64に対応したデジタル電話機。TAを使わずに直接DSUに接続して使用する。高品質な音声通話のほかに、INSネット64の各種付加サービスとの相性が良い。電話局からの給電で動作するため、停電時にも利用できるなどの特徴がある。S-2000はS-1000の機能に加えて留守番電話機能も搭載された後継機種。

■SMTP

Simple Mail Transfer Protocolの略。サーバ間で電子メールを送受信するための標準プロトコル。現在ではWindows上のメーラがメールサーバに送信する際にも使われている。メールの送信者、受信者、本文のデータを順に送信するのが基本機能で、受け取った側は自サーバの管理するユーザー宛てでないものを同様の手順でほかのサーバに送信する。インターネット上のそれぞれのサーバが同じ作業を繰り返し、電子メールはバケツリレー式に宛て先まで届けられる。

■S点ユニット

DSU内蔵のTAにおいて、もう1台のTAやISDN電話機、G4ファクシミリなどのISDN機器を増設するときに必要となる拡張ユニット。

■Sレジスタ

モデムやTAの動作を規定する各種パラメータを格納しておくレジスタ(一種の記憶領域)。ATコマンドを使って内容を参照することができる。

■TA

ISDN回線に、PCなどのデータ端末、アナログ電話機、モデム、ファクシミリなどを接続するためのアダプタ。データ通信用にはプロトコル変換を行ない、アナログ回線用の機器についてはアナログ−デジタル変換を行なっている。現在では機種も増え、価格も手頃になったので、使用するPCに応じて箱型、ボード型、カード型などさまざまな種類が選択できる。ISDN導入前に使用していた電話機やファクシミリを使用し続けるためには、アナログポートのある箱型のタイプを選ぶといい。

■TAP

PIAFS通信を行なうために必要となるPIAFS対応のTA。PIAFSは、PHS網を通して実効29.2kbpsのデータ通信を可能にするが、そのほかのデータ通信方式と互換性がなく、サーバ側にはTAPを導入する必要がある。ISPのPIAFS用アクセスポイントはTAPに接続するためのもの。TAPを使わず、プロトコル変換装置(PTE)を使ってデータ通信方式の互換性を保つ方法もあるが、通信料金や通信速度の点で不利になる。

■TCP/IP

TCPはTransmission Control Protocolの略で、データが相手に正しく順番どおりに届くようにするための手順を定めている。IPはInternet Protocolの略で、ネットワーク上をデータが正しい宛て先に届くように転送していく手順などを定めている。インターネットの中核をなすプロトコル(通信手順)であるため、インターネット全体のプロトコルの通称としてTCP/IPと呼ばれている。

■URL

Uniform Resource Locatorの略で、インターネット上の資源を統一的に示すための記述方法。示す対象のデータなどが、どの計算機のどのパス(フォルダまたはディレクトリ)に置かれていて、アクセス方式は何かということがわかるようになっている。原則として「(アクセス方式)://(計算機名)/(パス名)」という形式である。たとえば「http://www.ntt.co.jp」では、http方式でアクセスできるwww.ntt.co.jpというサーバにあるデータのことを指している。パス名は省略することもできる。

■USBポート

Universal Serial Busの略で、次世代の中速/低速シリアルインターフェースの規格。1996年2月にUSB 1.0が公開された。キーボード、マウス、モデム、TA、プリンタ、スピーカなどの周辺機器を同じコネクタとケーブルで接続する。データ転送速度は12Mbpsと1.5Mbpsがある。USBポートを持つ製品も発売され始め、Windows95はOSR2.1でサポートしているが、規格として完成するのはWindows98の登場を待たなければならないだろう。

■V.110

ISDNの回線交換モードにおいて、アナログ電話網に接続するための手順を定めたITU-T勧告のひとつ。V.110はTAに搭載される機能を規定している。ビットマップ多重方式と呼ばれるデータ転送速度の整合方式を採用し、V.120とは互換性を持たない。50bpsの非同期信号から56kbpsの同期信号までを対象としている。日本とヨーロッパで適用される規格。

■V.120

ISDNの回線交換モードにおいて、アナログ電話網に接続するための手順を定めたITU-T勧告のひとつ。V.120はTAに搭載される機能を規定している。統計的多重方式と呼ばれるデータ転送速度の整合方式を採用し、V.110とは互換性を持たない。おもに北米で適用される規格。

■V.25bis

シリアルインターフェースを使ったデータの送受信の手順に関するITU-Tの勧告。RS-232C(TIA/EIA-232-E)の各信号線の状態と手順全体の状態が厳密に定義されていて、これに従って手順を進行させなければいけない。より簡単なATコマンドが事実上の標準として普及した結果、現在ではあまり使われなくなっている。

■V.42

モデムを使ったデータ通信のために、ITU-Tによって定められた通信時のエラー訂正に関する規格のひとつ。世界で標準的に使用されている。エラー訂正プロトコルにはLAPMが採用されているが、MNPのクラス2〜4の機能も含まれている。V.32やV.32bis対応の高速モデムにおいて機能する。

■WINS

Windows Internetwork Name Serviceの略。Windows環境で、マシン名とIPアドレスの対応を保存しているサーバを呼び出すためのサービス。DHCPでは各クライアントのIPアドレスが一定ではないため、マシン名からIPアドレスを自動的に得られないと通信に支障がでることになる。WINSはMicrosoftが提唱し、WindowsNT 3.5から実現されたものであるが、それ以前から、DNSという同様の機能のものがTCP/IPの世界で存在していた。

■WWW

World Wide Webの略。欧州素粒子物理学研究所で開発されたドキュメントシステム。ドキュメント中に、インターネットに参加している世界中のWWWサーバのドキュメントへのジャンプコマンドを埋め込むことができる。ドキュメントには、文字をはじめ静止画、音声、動画などのあらゆるデータが該当する。ドキュメントの記述にはHTML(HyperText Markup Language)を使用する。HTMLの解釈はブラウザによって行なわれるが、その解釈結果をどのように表示するかは、ブラウザの種類によって異なるため、ブラウザが異なれば表示も異なる可能性がある。

■X.25

パケット交換ネットワークにおける、DTE(データ端末装置)とDCE(回線終端装置)の間の通信方式を定めたITU-Tの勧告(規格)。

■XON/XOFF制御

端末(PC)とモデムやTAとの間のフロー制御方式のひとつ。データ中にXON/XOFFと呼ばれる制御コードを入れてフロー制御を行なう。XONがデータ受信可能、XOFFがデータ受信不可能をあらわしている。データ受信側は、受信バッファが溢れそうになった、受信データの処理が追いつかないなどの理由で送信を一時停止して欲しいときにはXOFFを送信し、受信を再開できるときにはXONを送信する。データ送信側は、XOFFを受信したら送信を停止し、XONを受信したら再開する。