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ISDN用語集

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(ハ行)

バインド
パケット
発信者番号通知
発信専用制御サービス
発着信専用サービス
パリティ
ビジートーン
非同期
非同期/同期PPP変換
非同期38.4kbps
非同期57.6kbps
ファームウェア
フッキング
フッキング検出タイマ
プライマリDNS
プライマリWINS
ブラウザ
フラッシュROM
フリーダイヤルサービス
フレックスホン
プロバイダ

■バインド

ネットワークアダプタとデバイスドライバ、プロトコルを連携させること。ネットワークアダプタは4種類までインストールできるが、それぞれについて対応するデバイスドライバと、そのネットワークアダプタで使用するプロトコルをバインドする必要がある。実際にはほとんど自動的にバインドされるので、手動で設定するのは特定プロトコルを特定のネットワークアダプタで使いたくない場合に、バインドを解除するといったものが主体になる。

■パケット

ネットワーク上を流れるひとかたまりのデータのこと。一般的には256〜1500byte程度の長さで、プロトコルヘッダ、データ本体、エラー検出用コードを含んでいる。パケットをデータ転送の単位とするパケット通信では、多くの利用者が通信回線を多重化して使用することが可能になり効率的である。代表的なパケット通信サービスにINS-Pがある。

■発信者番号通知

発信者の電話番号(契約者回線番号またはダイヤルイン番号)を着信側に通知する機能。発信者は番号の通知を行なうか否か選択することも可能になっている。1997年10月現在、発信者番号が通知されるのは、INSネット64加入者、デジタル携帯電話、PHS、「発信者番号通知サービス」モニターに限られているが、1998年2月からは、一般電話も含めたすべての電話加入者が発信者番号通知サービスを利用できるようになる予定。

■発信専用制御サービス

一時的に電話回線を発信専用にするサービス。制御はNTTではなく、契約者のPBXなどで実施できる。

■発着信専用サービス

電話回線を発信専用または着信専用にするサービス。発信あるいは着信専用の指定は、NTTの交換機に登録される。INSネット64回線で、フレックスホンと併用する場合には機能が制限される。

■パリティ

通信や記憶装置への読み書きの際に、データの誤りを検出する技法のひとつ。送信あるいは書込み時にデータ中の1または0の数を求め、それを元にパリティビットというデータを追加する。受信あるいは読み出し時にあらためてパリティビットを計算し、結果が一致しなければデータに誤りがあると判断する。パリティビットを追加する分、データは増加することになる。

■ビジートーン

いわゆる話中音。モデムはATDコマンド発行後にこの音が聞こえると「BUSY」というリザルトコードを返す。

■非同期

データやり取りの際に、データの始まりと終わりのタイミングをあわせないこと。一定の長さのデータの前後にスタートビットとストップビットと呼ばれるビットを付け足して、データの区切りを示すようにしている。非同期の通信には、高速な回線に対応できない、制御用のビットを付加するために実効伝送速度が低下するなどの弱点がある。

■非同期/同期PPP変換

ダイヤルアップPPP接続を行なう際に、TAとPCの間は非同期モード、TAからISDN網は同期モードとするためにTAの内部で行なう速度変換のこと。TAとPCの間の速度は非同期115.2kbpsとするのが一般的。

■非同期38.4kbps

V.110にしたがってTTY(端末型)接続によるデータ通信を回線速度38.4kbpsで実施することを示す。パソコン通信ホストなどのアクセスポイントでV.110に対応したものは、このように表記されることがある。TAによってはV.110接続の際の最高速度が38.4kbpsとなる。非同期式なので、実効伝送速度は約30.7kbpsとなる。

■非同期57.6kbps

V.110にしたがってTTY(端末型)接続によるデータ通信を回線速度57.6kbpsで実施することを示す。パソコン通信ホストなどのアクセスポイントでV.110に対応したものは、このように表記されることがある。実効伝送速度は約46.1kbpsとなる。

■ファームウェア

ハードウェアにあらかじめ組み込まれているソフトウェアのこと。PCを起動したときに実行されるBIOSや、モデムなどに搭載されている自己テストプログラムなどが相当する。

■フッキング

電話機やファクシミリのフックスイッチを1秒程度押してすぐ離すこと。コードレス電話機などではフッキングボタンやフラッシュボタンという名前で独立している場合もある。キャッチホンあるいはコールウェイティングで、通話中の相手を切り替えるときなどに使用する。

■フッキング検出タイマ

アナログポートに接続された電話機やファクシミリのフッキングを検出する時間のこと。通常は0.3秒から1秒程度に設定されている。この時間が短すぎると、電話の受話器を置いたときのチャタリング(ノイズ)をTAがフッキングと判断して、呼出音が鳴り続けたりするなどの不具合が発生することになる。対応策として、フッキング検出タイマの値を変更できるTAが多い。

■プライマリDNS

DNSとはDomain Name Systemの略で、TCP/IPのネットワークにおいて、ホスト名から対応するIPアドレスを検索してくれるサービスのこと。数字の羅列であるIPアドレスより、おぼえやすいホスト名でネットワーク上のコンピュータを特定できる。DNSを提供するDNSサーバは、通常は安全性を高めるために優先順位をつけて複数配置される。プライマリDNSは第一位のDNSサーバで、名前解決の要求はまずプライマリDNSに対して行なわれる。

■プライマリWINS

WINSとはWindowsのネットワーク環境下で、ホスト名からIPアドレスを検索してくれるサービスのこと。数字の羅列であるIPアドレスより、おぼえやすいホスト名でネットワーク上のコンピュータを特定できる。安全性を高めるためにWindows95ではWINSサーバを2台まで指定可能で、まずプライマリWINSにIPアドレスの検索を依頼するが、ビジーやシステムダウンなどの理由で応答がない場合にはセカンダリWINSを使用する。

■ブラウザ

WWWで一般的なHTML文書の閲覧用ソフトウェア。広義ではなんらかの情報を表示させるソフトウェアのことでもある。現在はInternet ExplorerNetscape Communicator(Navigator)が2大ブラウザとなっている。ブラウザの基本的な機能はHTMLの解釈と表示であるが、HTMLの解釈結果をどのように表示するかはブラウザの種類に依存するため、同じHTML文書(ホームページ)でもブラウザが異なれば表示も異なる可能性がある。

■フラッシュROM

電気的に書き換えが可能なROM(Read Only Memory)の一種。書き込まれた内容は半永久的に維持され、その際に外部からの電気を必要としないという特徴がある。TAのファームウェアやPCのBIOSなどをフラッシュROMに持っていると、ソフトウェアのアップグレードが可能になる。PCカードのフラッシュメモリはこのタイプのメモリを採用している。

■フリーダイヤルサービス

通信料金を着信側に課金するサービス。通常の通話であればアナログ電話回線からの発信でも利用することができる。デジタル通信モード(INS-C)の場合は、INSネット回線相互の通信に限定される。

■フレックスホン

NTTの有料サービスで、コールウェイティング機能通信中転送機能三者通話機能着信転送機能の4種類のサービスの総称のこと。不要なサービスは省いて申し込むこともできる。フレックスホンに対応していないTAでは利用できないが、最近の主要な機種はほとんどが対応しているので問題はない。TAによってはNTTに申し込まなくても類似の機能を実現することができる。

■プロバイダ

個人や企業がインターネットに接続するための接続サービス業者。接続のための回線設備やサーバの提供やIPアドレス取得などの手続きの代行がおもな役割である。Internet Service Providerが語源なので「ISP」とも呼ばれる。接続料金の体系、アクセスポイントの分布、ホームページ開設などの付加サービス、バックボーンの回線速度など、プロバイダによって特徴の違いがあるので、自分の使用目的にあったプロバイダを選択して契約するのが重要である。